キャットフードはどう選ぶ?

キャットフードと飲用水

キャットフードと水は常にセットで出すべきです。
しかし猫はその習性から、ただでさえのどの渇きに疎く、積極的に水を飲みたがらない子が多いです。
あまりに水を飲まないと、結石をはじめとしてあらゆる病気の心配があります。
猫が飲まない原因は何なのか、どうしたら飲んでくれるのかを考えてみましょう。

砂漠で生活した猫の先祖の名残で、蛇口から出る水、ぽたぽたと滴る水、流水器の流れる水など動きのある水を直接飲みたい子は多いようです。

これらの習性を踏まえて以下のことを試してみましょう。

容器の置き場所を変えてみる

今の置き場所に不満があるのかもしれません。
いつも日向ぼっこしている場所においてみたり、トイレから離してみたり、水飲み容器の数を増やしていろいろな場所に置いたりして、お気に入りの場所を探してみてください。

水の種類を変えてみる

本来は水道水で充分ですが、水道水を飲まない場合は水自体を変えてみます。
魚や鶏肉などを茹でた茹で汁だと、美味しいにおいにつられて飲んでくれるかもしれません。
ちなみに、ミネラルウォーターを猫に与えるのは厳禁です。
カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれた水は、かえって結石のリスクを高めます。
結石対策であれば、ミネラルゼロのお水が売られているのをペットショップで見かけました(こちらは開栓後に長時間保存ができないことが難点のようです)。
最近はペット用の水素水も売られています。
色々な種類の水を試して好みを探ってみましょう。

それでも飲んでくれない子には

ウェットフードには75~80%ほどの水分が含まれています。
普段ドライフードを与えており、水を飲まないのならばウエットウードで少しでも水分を補給させましょう。
ドライフードにウェットキャットフードを混ぜるとよく食べます。
他にもまたたびやキャットニップなどの猫の好きなハーブ成分の入った液体もペットショップなどで売っています。
こちらは水に数滴たらすと、猫が水に興味を持ち、よく飲むようになります。