キャットフードはどう選ぶ?

ドライキャットフードのふやかし方

容器に入れたドライフードにひと肌ほどのぬるま湯をかけます。
今回は成猫一匹一回分の食事量で、25gのドライフードに同量のぬるま湯25㏄をかけて合計が50gです。
ぬるま湯の温度は35度がちょうどよいでしょう。
目安としては、指でつぶしたときに粒の中の方までやわらかくつぶれるくらいまでです。

5分経過:
水分はほぼフードに吸収されてなくなりますが、まだ全然柔らかくありません。
歯の弱い子にはまだ固いので、もう少しおいてみると良いでしょう。

15分経過:
かなり水分を含んで粒が膨張しますが、それでもまだ固い芯が残ります。
高齢の猫や、離乳初期の仔猫に与えるにはもう少しおく必要があるでしょう。

30分経過:
芯はなくなり中の方までやわらかくなりますので、力を入れなくてもほろっと崩れます。
これならどんな猫にも与えられそうです。

フードと同量の水だと、余分な水分も残らず、量としてもちょうどよくなります。
一粒一粒に吸収できる水分はそんなに多くはないと思うので、少なめから始めて調整してみてください。

Point.1
あらかじめすりこぎなどで細かく砕いておくと、ふやかし時間が短く済みます。
離乳期の場合は仔猫の成長に合わせて、すこしずつ粒を残すようにし大きな粒に慣れさせていくと良いです。

Point.2
次に与えるごはんを前のごはんのタイミングで用意しておくと、更に時短になり便利です。
ふたができる容器に水とフードを入れておき、与える前にレンジで20~30秒温めます。

※時間短縮のためと熱湯でふやかしたり、レンジで温めすぎたりしないようにしてください。
加熱するとビタミンが破壊されてしまいます。

フードの粒の大きさや固さなどにもよるとは思いますが、参考にしてみてくださいね。